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携帯ショップ販売の職務経歴書は販売職扱い?付帯率と純増を営業実績にする

執筆 営業の履歴書作成ツール 編集部 公開 最終更新

この記事の結論

携帯ショップ販売の職務経歴書は、販売台数だけを書くと店舗の来店数に見えるため、契約件数を分母にしたオプション付帯率・光回線などの併売件数・料金プラン見直し件数を同じ行に並べます。契約は新規・他社からの乗り換え・機種変更の3種に分け、解約を差し引いた純増は計算式を括弧で添えます。雇用元は運営会社(販売代理店)の正式名称で書き、店舗が扱う回線事業者は業務内容の側に置きます。

この記事は携帯ショップ販売の実績を、契約件数を分母にした付帯率・併売・契約種別の内訳で書き切ることを決めきるためのものです。職務要約から自己PRまでの全体の型、実績指標の対応表、数字で示せる実績がない場合の書き方、社名や売上を書いてよいかの判断は、営業職の職務経歴書にまとめています。様式そのものを探している方は、そちらの入力フォームからそのまま作れます。

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携帯ショップ販売・通信個人営業とは(職務経歴書での扱い)

携帯ショップ販売・通信個人営業とは、回線事業者の看板を掲げた店舗で、個人のお客様に携帯回線と端末、オプションサービス、固定インターネット回線などを販売し、契約後の各種手続きまで担当する仕事です。求人票では「携帯販売」「モバイル販売」「ショップスタッフ」「通信サービスの個人営業」と書かれます。店舗の多くは回線事業者そのものではなく、回線事業者と契約した販売代理店(ショップ運営会社)が運営していて、そこで働く人の雇用元も代理店側になります。

職務経歴書で手が止まるのは、自分の仕事を「販売」と呼ぶか「営業」と呼ぶかの前に、日々追いかけていた指標がそのままでは店の外に通じないところです。台数、オプションの付帯率、光回線やカードの併売、純増、そして回線事業者から降りてくる評価点。台数だけを書けば店舗の来店数で決まった数字だと読まれ、付帯率を書いても社内の呼び名のままでは意味が伝わりません。本記事は、その指標を分母つきの一般語に置き直し、営業職の書類として読める形にするところを扱います。

来店したお客様への接客件数を分母に置き、成約率や客単価で実績を組み立てる型そのものは内勤営業・カウンターセールスの職務経歴書にまとめています。本記事が扱うのは、契約が決まったあとに積み上がる付帯と併売、契約種別の内訳、代理店雇用ゆえの会社名の書き方、そして売上にならない応対の数え方です。店舗の販売経験しかなく、これから営業職へ移る場合の職種の読み替えは販売・接客・飲食から営業への職務経歴書、法人に回線やオフィス機器を売る仕事はOA機器・複合機・法人通信営業の職務経歴書の範囲で、同じ「通信」でも書類の型が違います。

本記事の記入例は、大手回線事業者1社の専売ショップを運営する販売代理店に在籍し、駅前店で販売スタッフ6名のうちの1人として個人のお客様を担当した想定で置いています。複数の回線事業者を扱う併売店や、家電量販店内のカウンターでも、指標の並べ方は同じです。

職務経歴書の完成記入例(携帯ショップ販売)

先に完成形を示します。駅前の専売ショップで6年間、個人のお客様の来店対応を担当し、直近1年の数字を中心にまとめた例です。数値はすべて記入例で、応対の内訳、契約種別の内訳、付帯の分母が、いずれも合計と一致するようにそろえています。

記入例

職 務 経 歴 書
○○○○年○月○日 現在

職務要約

携帯ショップの販売スタッフとして6年間、駅前店で個人のお客様への回線・端末の販売と、契約後の手続きまでを担当してきました。直近1年は応対2,160件のうち販売応対1,152件から契約864件(新規216件・他社からの乗り換え144件・機種変更504件)を獲得し、個人目標800件に対し達成率108.0%、販売スタッフ6名中1位です(記入例)。台数だけでなく、端末補償の付帯率75.0%、固定インターネット回線108件、料金プラン見直し432件と、契約が決まったあとに積む指標を自分の課題として置いてきました(記入例)。直近2年は副店長として新人4名の育成と、説明・書面交付の不備を出さない運用づくりを担当しています(記入例)。

職務経歴

株式会社〇〇〇〇(携帯電話販売代理店/従業員約400名・直営28店舗) ○○○○年○月〜現在 〇〇駅前店 副店長(記入例)

  • 【所属】〇〇駅前店(販売スタッフ6名・店長1名/年間出勤240日) 副店長(○○○○年○月〜)(記入例)
  • 【営業対象】来店した個人のお客様(10〜80代)。新規契約・他社からの乗り換え・機種変更・料金プラン見直し・故障受付までを担当。個人事業主名義の少量契約も一部担当(記入例)
  • 【商材】携帯回線と端末(端末1台3万〜20万円)、端末補償・有料サポートなどのオプション、固定インターネット回線、決済・クレジットカード、アクセサリー(記入例)
  • 【営業手法】大手回線事業者1社の専売ショップでの来店対応。使用状況と要望の聞き取り、料金プランと端末の比較提案、見積提示、契約手続きと重要事項の説明、初期設定、引き渡し後の問い合わせ対応まで一貫担当。来店予約の管理と待ち時間の案内、店頭イベントの企画を併走(記入例)
  • 【実績・成果】(直近1年・すべて記入例)
    • 応対2,160件(年間出勤240日・1日平均9.0件)。内訳は販売応対1,152件/料金プラン見直し432件/故障受付・各種変更手続き576件(記入例)
    • 契約864件(販売応対1,152件の75.0%/月平均72件)。内訳は新規216件・他社からの乗り換え144件・機種変更504件(記入例)
    • 個人目標800件に対し達成率108.0%、販売スタッフ6名中1位。店舗の年間契約4,320件に対する構成比20.0%(1名あたり平均720件の120.0%)(記入例)
    • 回線の純増276件(新規216件+乗り換え転入144件−自店で受け付けた解約・転出84件)(記入例)
    • オプション付帯:端末補償648件(契約864件の75.0%/店舗目標70.0%)、有料サポート432件(50.0%/店舗目標45.0%)。1契約あたり平均1.25件(記入例)
    • 併売:固定インターネット回線108件(契約864件の12.5%/前年72件・150.0%)、決済・クレジットカード216件(25.0%)(記入例)
    • 物販売上5,616万円(端末648台×平均8.0万円=5,184万円、アクセサリー432万円)(記入例)
    • 料金プラン見直しの相談432件 → プラン変更の実施324件(75.0%)。解約・転出の申し出168件のうち84件(50.0%)は見直し提案により継続(記入例)
    • 応対品質:店頭アンケート平均4.6/5.0(回収480件)、手続き不備による差し戻し6件(契約864件と各種変更手続き288件の計1,152件に対し0.5%)、説明・書面交付の不備0件(記入例)
    • 前年(契約720件・端末補償率68.0%・固定回線72件)に対し、契約件数120.0%、端末補償率+7.0ポイント、固定回線150.0%(記入例)
    • 新人4名のOJT担当(1名あたり同席30応対・独り立ちまで平均3か月)(記入例)
    • ※お客様の氏名・契約内容と、回線事業者との取引条件にあたる代理店手数料の単価は、個人情報保護と守秘のため記載していません

活かせる経験・知識・スキル

  • 個人のお客様への回線・端末の提案から契約手続きまでの一貫対応(年2,160応対・年864契約)(記入例)
  • 契約後に積むオプションと併売の提案(端末補償75.0%・有料サポート50.0%・固定回線12.5%)(記入例)
  • 使用状況の確認にもとづく料金プランの見直し提案(年432件・変更実施324件)(記入例)
  • 電気通信事業法にもとづく説明と書面交付の運用(月平均72契約・不備0件)(記入例)
  • 故障受付から修理品の引き渡しまでの一次対応(年288件)(記入例)
  • 来店予約の管理と待ち時間の運用改善(予約来店1,512件・応対全体の70.0%)(記入例)
  • 新人4名のOJTと、応対記録の店内共有(記入例)

資格

  • リテールマーケティング(販売士)検定3級(○○○○年○月 合格)
  • 普通自動車第一種運転免許(○○○○年○月 取得)
  • 取扱回線事業者の販売員認定 上位ランク(○○○○年○月 取得・年1回更新)

記入例の数字は、行の中で検算できるように置いています。販売応対1,152件×75.0%=契約864件、新規216件+乗り換え144件+機種変更504件=864件、応対の内訳1,152件+432件+576件=2,160件、端末648台×8.0万円=5,184万円、5,184万円+432万円=5,616万円、契約864件÷店舗4,320件=20.0%という関係です(いずれも記入例)。面接で最初に確かめられるのは付帯率の高さではなく、その率の分母が何件だったかを自分で把握していたかどうかです。

職務経歴書は、履歴書では書ききれない具体的な職務内容と実績を伝える書類だと、ハローワークインターネットサービスの「履歴書・職務経歴書の書き方」でも位置づけられています。携帯ショップ販売でいう「具体的」とは、接客の丁寧さを言葉で説明することではなく、何件の応対から何件の契約になり、そこに何を積んだかを読み手が分母から追える状態にすることです。入力フォームの「業務内容と実績・成果」は【所属】【営業対象】【商材】【営業手法】【実績・成果】の5ブロックを1つの欄に続けて書く形なので、店舗で持っていた情報は次のように振り分けます。

  • 【所属】店舗名(または立地の性格)、販売スタッフの人数、役職と就任時期、年間の出勤日数。「〇〇駅前店(販売スタッフ6名)副店長」(記入例)のように、順位と1日あたりの件数の分母になる数まで書きます。
  • 【営業対象】来店するお客様の層と、来店の目的(新規・乗り換え・機種変更・料金相談・故障)。目的の幅が、対応できる手続きの範囲を示します。
  • 【商材】回線と端末の単価帯、オプションの種類、併売していた固定回線や金融サービス。付帯率と物販売上の根拠になります。
  • 【営業手法】専売店か併売店か、店舗の立地、受付から引き渡しまでのどこを自分が担当したかを工程で並べます。契約手続きと重要事項の説明まで持っていたかどうかで、任せられる範囲が読まれます。
  • 【実績・成果】応対件数と契約件数を組にした行から始め、契約種別の内訳、目標と順位、純増、オプション、併売、応対品質、前年比の順に並べます。各行に分母と期間を添えます。

職務要約そのものの組み立て方は営業職の職務経歴書の書き方にまとめています。

販売台数のほかに、何を自分の実績として書けるか?

契約件数を分母に置いたオプション付帯率、固定回線やカードの併売件数、料金プラン見直しの件数を、台数と同じ行に並べます。台数だけを書いた実績欄は、来店数の多い店舗にいた人の書類と区別がつきません。区別をつくるのは、同じカウンターに座った同僚と差がつく段、つまり契約が決まったあとに何を積めたかです。付帯と併売は店舗の集客ではなく提案の順序で決まるため、来店型の仕事の中で最も個人差が出ます。

携帯ショップ販売の実績指標と書き方(記入例)
指標書き方(記入例)押さえどころ
契約件数864件(新規216件・乗り換え144件・機種変更504件)3種を分けないと獲得の難度が読めない
端末販売台数648台(契約864件の75.0%。残る216件は端末を伴わない回線のみ)台数だけでは機種変更の比率が見えない
純増276件(新規216件+転入144件−解約・転出84件)社内で通じる呼び名。計算式を括弧で添える
オプション付帯率端末補償648件(契約864件の75.0%/店舗目標70.0%)分母は必ず自分の契約件数。目標と並べる
有料サポートの付帯率432件(50.0%/店舗目標45.0%)低い項目も隠さず並べたほうが説明できる
固定回線の併売108件(契約864件の12.5%/前年72件)別商材の提案。営業色が最も強く読まれる行
決済・カードの併売216件(25.0%)金融の取次は説明が重い。件数と説明の運用を組に
料金プラン見直し相談432件 → 変更実施324件(75.0%)その場の売上にならない提案も件数で書ける
物販売上5,616万円(端末5,184万円+アクセサリー432万円)個人集計がある会社に限る。無い場合は件数で書く
代理店手数料・報奨の単価(書かない)回線事業者との取引条件が逆算される
社内の評価点・ポイント(そのままでは書かない)何を何点で測る制度かを一般語に置き換える
来店数・店舗の集客(自分の実績行には書かない)店舗の立地と回線事業者の広告で動く。分母の説明にとどめる

付帯率の分母は、来店数でも応対件数でもなく、自分が獲得した契約件数にそろえます。「端末補償648件」だけでは多いのか少ないのか判断できませんが、「契約864件のうち648件(75.0%)」(記入例)なら、ほぼ全件で提案していたことが伝わります。店舗目標が置かれている項目は、目標も同じ括弧に入れます。75.0%という数字は、目標70.0%の店では超過ですが、目標85.0%の店では未達です(いずれも記入例)。目標を添えない付帯率は、読み手にとって評価のしようがない数字になります。

低い項目を落とさないことも重要です。全項目を高い率でそろえた表より、「端末補償75.0%・有料サポート50.0%。有料サポートは設定の実演に時間がかかるため、初期設定の案内と同じ流れに組み込んでから前年の41.0%から改善」(記入例)のように、低いほうに理由と打ち手が付いている行のほうが、面接で説明できる実績になります。

個人へ目標が配分されず、店舗単位の集計しか手元にない運営もあります。その場合は店舗の実績と目標を先に置き、そのうえで自分の件数と構成比、販売スタッフ数を添えます。店舗やチームの合計から自分の担当分を切り出す手順はチーム実績しかない営業の職務経歴書、順位に分母と評価期間を添える型は表彰歴・社内順位の職務経歴書にまとめています。

携帯ショップに固有なのは報奨の原資です。回線事業者から代理店に支払われる手数料が元になるため、支給額を実績欄に置くと取引条件が推測されます。実績欄には件数と率だけを書き、年収欄での扱いはインセンティブ・歩合込み年収の職務経歴書で確かめてください。

「純増」「アップセル」「同時付帯」「取次」「ヨミ」といった店頭と社内の言葉は、店の中では通じますが、他業種の読み手には伝わりません。初出で「純増(新規契約と転入から解約・転出を差し引いた回線の増加数)」のように定義を添えます(記入例)。回線事業者から降りてくる評価点やランク制度も同じで、「販売台数と付帯率を点数化した店舗評価」のように、何を測る仕組みかを1行で説明してから点数を書きます。社内KPIや店頭用語を一般語へ直す手順そのものは社内用語・社内KPIを翻訳する職務経歴書で扱っています。分母と期間を添えて実績を数字にする一般的な考え方は営業実績を数字でどう書くかにまとめています。

お客様一人ひとりに寄り添った接客を心がけ、月20台以上の販売を継続し、オプションの獲得にも力を入れました。(記入例)

台数の分母がなく、オプションは「力を入れた」で終わっています。月20台(記入例)という数字も、来店の多い店なのか少ない店なのかが分からないため、読み手には強さが判断できません。

応対2,160件(年間出勤240日・1日平均9.0件)のうち販売応対1,152件 → 契約864件(月平均72件)。端末補償648件(契約の75.0%/店舗目標70.0%)、有料サポート432件(50.0%)、固定インターネット回線108件(12.5%/前年72件)、決済・クレジットカード216件(25.0%)(記入例)

分母が応対件数と契約件数の2段でそろい、付帯と併売がすべて契約864件に対する率で並んでいます。1,152件×75.0%=864件、864件×75.0%=648件と行の中で検算できるため、数字が実測であることも同時に伝わります(いずれも記入例)。

新規・機種変更・乗り換えは、まとめて1つの件数にしてよいか?

分けます。3つは獲得の難度も、店舗での評価の重みも違うため、合計だけを書くと実力が読めなくなります。機種変更が中心の店舗と、新規と乗り換えが中心の店舗では、同じ864件でも仕事の中身がまったく違います(記入例)。契約種別の内訳は、携帯ショップ販売の実績欄で最初に分解すべき行です。

契約種別ごとの件数と、職務経歴書での読まれ方(年間・記入例)
契約種別件数(件・記入例)構成比(記入例)職務経歴書での意味
新規契約216件25.0%回線を増やした分。来店目的が定まっていない人を動かす段
他社からの乗り換え(転入)144件16.7%競合と比較したうえで選ばれた分。提案力が最も出る
機種変更504件58.3%既存のお客様の維持。件数が多くても難度は低く読まれる
合計864件100.0%実績欄の1行目。目標・順位と同じ行に置く
解約・転出(自店で受付)84件(別枠)隠さない。引き止めの結果と組にして意味が出る
純増276件(差し引き)216件+144件−84件。式を添えないと社内語のまま

構成比を書くと、店舗の性格と自分の担当範囲が同時に伝わります。記入例では機種変更が58.3%を占めていて、来店の多くが既存のお客様である店舗だと分かります。そのうえで新規216件と乗り換え144件、合わせて360件(41.7%)を自分が取っていれば、待ちの店舗で新規側の数字もつくれた人として読まれます(いずれも記入例)。逆に機種変更が9割を超える店舗にいた場合は、比率を隠すより、その条件下で固定回線や決済の併売を伸ばした行を厚くしたほうが説明が通ります。

純増は、社内の会話ではそのまま通じますが、書類では定義を添えます。「純増276件」だけを書くと、新規契約の件数だと誤読されるか、意味が取れずに読み飛ばされます。「純増276件(新規216件+転入144件−自店で受け付けた解約・転出84件)」(記入例)と式を括弧に入れれば、社内語がそのまま一般語になり、解約を隠していないことも同時に伝わります。

解約・転出の件数を書くことをためらう必要はありません。自店で受け付けた解約は、担当者の成績というより店舗の商圏と時期で動く数字で、採用側もその構造を知っています。書かないほうがむしろ、純増の計算根拠が不明になって不利になります。あわせて、引き止めの結果を同じ場所に置きます。「解約・転出の申し出168件のうち、料金プランの見直し提案により84件(50.0%)は継続」(記入例)と書けば、減った84件と守った84件の両方が1行に収まります。

年間864件の契約を獲得し、店舗の目標達成に貢献しました。(記入例)

864件という合計だけでは中身が分かりません(数値はいずれも記入例)。ほぼ機種変更で埋まった864件と、新規と乗り換えが4割を占める864件では、応募先が知りたい再現性がまったく違います。「貢献しました」も、貢献の大きさを示す数字を持っていません。

契約864件(新規216件25.0%・他社からの乗り換え144件16.7%・機種変更504件58.3%)。回線の純増276件(新規216件+転入144件−自店受付の解約・転出84件)。解約・転出の申し出168件のうち84件(50.0%)は料金プランの見直し提案により継続(記入例)

3種の内訳と構成比、純増の計算式、引き止めの結果が1か所にそろっています。216件+144件+504件=864件、216件+144件−84件=276件と足し算が合うため、社内語で書かれていた指標がそのまま外向きの実績になっています(いずれも記入例)。

雇用元は販売代理店。会社名と回線事業者名はどう書くか?

会社名欄には雇用元である運営会社(販売代理店)の正式名称を書き、店舗が扱う回線事業者は業務内容の側に「大手回線事業者1社の専売ショップ」のように置きます。看板の名前で働いてきた感覚があるぶん、会社名欄に回線事業者の名前を書きたくなりますが、在籍の確認先も、雇用契約の相手も代理店です。会社名の位置に別の会社の名前が入っていると、読み手は在籍先を取り違え、経歴の確認ができなくなります。

雇用元・店舗・回線事業者の書き分け(記入例)
書く場所書き方(記入例)理由
会社名欄株式会社〇〇〇〇(携帯電話販売代理店/従業員約400名・直営28店舗)雇用元は代理店。業種と規模を続けると事業の姿が伝わる
会社名欄に置かないもの回線事業者の商号・ブランド名を会社名の位置に書かない在籍先を取り違えられる。履歴書の職歴欄とも食い違う
【所属】〇〇駅前店(販売スタッフ6名・店長1名) 副店長順位と1日あたりの件数の分母になる
【営業手法】(専売店)大手回線事業者1社の専売ショップでの来店対応扱う商材が1系統に限られることが伝わる
【営業手法】(併売店)複数の回線事業者を扱う併売店(取扱3社)での来店対応他社と並べて比較提案した経験が読まれる
量販店内のカウンター家電量販店内の携帯コーナー(運営は当社)集客の性格と併売の幅が路面店と違う
資格・認定取扱回線事業者の販売員認定 上位ランク(年1回更新)認定の呼び名だけでは社外の読み手に伝わらない
代理店手数料・報奨の条件(書かない)回線事業者との取引条件にあたる

回線事業者の名前を一切書かない必要はありません。専売か併売か、扱っていたのが大手か、格安の通信サービスかによって、商材の幅も客層も変わるためです。ただし書く場所は業務内容の側で、書き方は「大手回線事業者1社の専売」「格安通信サービスを含む取扱3社の併売」(いずれも記入例)のように、系統が分かる程度にとどめます。固有の商号を実績欄に何度も置くと、自分の勤務先がどちらなのか読み手が判断しにくくなります。

代理店で働いていた事実は、隠すどころか書類の材料になります。回線事業者と代理店の関係は、単に看板を借りているのではなく、契約の締結や媒介を任され、そのぶん法令上の責任も分担する関係です。電気通信事業法には、契約前の提供条件の説明、契約後の書面交付、書面を受け取ってからの一定期間内の初期契約解除、そして代理店に対する指導等の措置といった消費者保護の仕組みが置かれています(2026年9月時点の枠組み。詳細は条文と所管の指針を確認してください)。店頭で毎日その手続きを回していたことは、「説明義務のある商材を、書面を伴って売っていた」という経験として書けます。金融商品や保険、通信の法人向け商材など、説明と書面が重い商材を扱う会社への応募で、そのまま効く行になります。

在籍していた代理店が回線事業者名を冠した屋号で運営されていた場合や、店舗名と法人名が違う場合は、法人名を先に書き、屋号を括弧で添えます。会社が合併や店舗譲渡で変わった場合も、在籍期間が切れない形で並べます。社名や取引条件が守秘に触れて書けない場合の置き換え方は守秘義務で社名・数値が書けないときの職務経歴書にまとめています。

【会社名】〇〇モバイル 〇〇駅前店 【業務内容】携帯電話の販売(記入例)

会社名欄に店舗の看板が入っているため、どの法人に雇用されていたのかが分かりません。業務内容も1行で、扱っていた商材の幅も、契約手続きをどこまで担当したかも読み取れません。

【会社名】株式会社〇〇〇〇(携帯電話販売代理店/従業員約400名・直営28店舗) 【所属】〇〇駅前店(販売スタッフ6名)副店長 【営業手法】大手回線事業者1社の専売ショップでの来店対応。使用状況の聞き取りから比較提案、契約手続きと重要事項の説明、初期設定、引き渡し後の対応まで一貫担当(記入例)

雇用元・店舗・扱う回線事業者の系統が別々の場所に置かれ、読み手が在籍先を取り違えません。工程が並んでいるため、販売だけでなく契約手続きと説明まで任されていた範囲も同時に伝わります。

故障受付や料金相談など、売上にならない応対は実績になるか?

なります。件数と、その応対が何につながったかを組にすれば、実績の行になります。携帯ショップの1日は、契約に至らない応対で半分近くが埋まります。故障受付、料金の相談、名義や支払方法の変更、操作の案内。そこを空白にしたまま書くと、売れた日のことしか書いていない書類になり、店舗で実際に担っていた仕事の半分が消えます。

契約にならない応対を数字にする形(年間・記入例)
応対数字にする形(記入例)押さえどころ
料金プラン見直しの相談432件 → 変更実施324件(75.0%)月額が下がる提案も実績。件数と実施率を組にする
解約・転出の申し出168件 → 見直し提案で継続84件(50.0%)守れなかった84件も同じ行に置く
故障受付・修理288件(受付から修理品の引き渡しまで一次対応)代替機の手配や期間の案内まで担当したかを添える
各種変更手続き288件(名義・住所・支払方法の変更)正確性が問われる作業。不備率と組にして書く
手続き不備による差し戻し6件(契約864件+変更手続き288件=1,152件の0.5%)低い数字ほど書く価値がある。母数を必ず添える
説明・書面交付の不備0件法令にもとづく手続き。件数ではなく0を書く
店頭アンケート平均4.6/5.0(回収480件)回収件数を添えないと平均の意味が出ない
来店予約の運用予約来店1,512件(応対2,160件の70.0%)待ち時間の運用に手を入れた実績として読まれる
新人の育成4名(1名あたり同席30応対・独り立ちまで平均3か月)人数・回数・期間の3つを書く
「丁寧に対応した」(書かない)件数のない自己申告は読み飛ばされる

料金プランの見直しは、書き方を誤ると自社の売上を下げた話に見えます。避け方は、実施率と、その先で起きたことを同じ行に置くことです。「相談432件のうち324件(75.0%)でプラン変更を実施し、解約・転出の申し出168件のうち84件(50.0%)を継続につなげた」(記入例)と書けば、単価を下げた話ではなく、解約を止めた話として読まれます。継続率や解約阻止は、通信に限らず月額課金の商材を扱う会社が最も気にする指標なので、応募先によっては契約件数より前に置く価値があります。

手続きの正確性は、件数ではなく「率」と「0」で書きます。名義変更や支払方法の変更は、1件の不備が後日の請求トラブルにつながる作業で、店頭の実務では契約獲得と同じくらい重く扱われています。「契約864件と各種変更手続き288件、計1,152件の手続きで差し戻し6件(0.5%)」(記入例)のように母数を添えると、正確性が自己申告ではなく数字になります。説明と書面交付の不備0件は、0という数字自体が実績です。

応対の記録が残っていない場合は、推定で件数を置く前に、復元できる数字がないかを確かめます。多くの店舗では受付システムに応対の種別と件数が残っていて、在職中であれば月単位で確認できます。復元もできない場合は、出勤日数と1日あたりの平均から「年間出勤240日、1日平均9件前後、年およそ2,160応対(概算)」(記入例)と書き、概算であることを明示します。記録が無い期間の書き方と「約」の使い方は実績が数字にできない職務経歴書にまとめています。

販売だけでなく、故障の受付や料金プランのご相談、各種変更手続きなど、幅広い業務に対応してきました。(記入例)

業務の列挙で終わっていて、件数も結果もありません。同じ店舗で働いた人が全員書ける文になっており、その中で自分がどれだけ担ったかが伝わりません。

販売応対以外の応対1,008件(料金プラン見直し432件・故障受付288件・各種変更手続き288件)。プラン見直しは324件(75.0%)で変更を実施し、解約・転出の申し出168件のうち84件(50.0%)を継続につなげました。契約864件と各種変更手続き288件、計1,152件の手続きで差し戻し6件(0.5%)、説明・書面交付の不備0件(記入例)

応対の種別ごとに件数が置かれ、それぞれが実施率・継続・不備率という結果と組になっています。432件+288件+288件=1,008件と足し算が合い、売上にならない時間の中身が読み手に見えます(いずれも記入例)。

よくある質問

職種名は「販売」と書くべきですか、「営業」と書くべきですか。

会社での正式な職種名をそのまま書き、工程の説明で営業の言葉を使います。求人票や雇用契約が「販売スタッフ」なら、その名称を職種欄に置いてください。名称を「営業」に書き換えると、在籍確認や面接での説明と食い違います。一方、【営業手法】の欄で「使用状況の聞き取り→料金プランと端末の比較提案→見積提示→契約手続きと重要事項の説明→引き渡し後の対応」と工程を並べれば、職種名が販売でも提案からクロージングまで担っていたことが伝わります。名称は現場のまま、工程の説明は営業の言葉で、という使い分けが安全です。

派遣スタッフや契約社員として携帯ショップに勤務していました。書き方は変わりますか。

実績の書き方は変わりませんが、会社名欄の書き方が変わります。派遣であれば雇用元は派遣会社で、店舗を運営する代理店は派遣先です。会社名欄に派遣会社を書き、業務内容の側に「〇〇駅前店(携帯電話販売代理店)へ派遣」(記入例)と置きます。契約社員や短時間勤務であれば、会社名の行末に雇用形態を添え、【所属】に年間出勤日数を書いておくと、件数の分母が読み手に伝わります。雇用形態ごとの職歴欄と社数のまとめ方は契約社員・アルバイト・派遣の営業経験の職務経歴書にまとめています。

回線事業者が実施する販売員の認定やランクは、資格欄に書けますか。

書けますが、認定の呼び名だけを置かないでください。制度の名前は社内と業界で通じるもので、他業種の読み手には難易度も範囲も伝わりません。「取扱回線事業者の販売員認定 上位ランク(○○○○年○月 取得・年1回更新)」(記入例)のように、誰が認定する制度か、更新があるか、どの段階かを添えます。取得者の比率が分かる場合は「店舗の販売スタッフ6名中2名が保有」(記入例)と分母を添えると、位置づけが読めます。公的資格や検定は正式名称と取得年月をそのまま書き、認定制度と分けて並べます。

目標に届かなかった年度や、店舗が閉店した年度は書かないほうがよいですか。

書きます。来店型の店舗は、商圏の変化や端末の発売時期で件数が動き、読み手もその構造を知っています。未達の件数と達成率を書いたうえで、付帯率や併売など自分の裁量で動く指標が上がっていれば、その行を並べます。完成記入例でいえば前年にあたる年度で、「契約720件(個人目標800件・達成率90.0%)。端末補償率は前々年の62.0%から68.0%へ、固定インターネット回線は48件から72件へ改善」(記入例)と書く形です。件数が目標に届かない年度でも、率と併売を積み上げた事実は残ります。閉店や統廃合による異動は、会社名の行末に事実を1行添えるだけで足ります。未達だった年度の書き方は目標未達・成績が悪いときの職務経歴書にまとめています。

法人営業の求人に応募します。どの行を前に出せばよいですか。

併売の実績と、説明・書面交付を伴う契約手続きの実績を前に出します。法人向けの求人が見ているのは、目の前の要望に応えるだけでなく、別の商材を組み合わせて提案できるかと、条件の説明を正確に行えるかです。固定インターネット回線108件(契約864件の12.5%)、決済・クレジットカード216件(25.0%)という併売の行は、単品販売ではなく組み合わせ提案の実績として読まれます(いずれも記入例)。手続き1,152件に対する差し戻し6件(0.5%)、説明・書面交付の不備0件も、法人の契約実務で効く行です(いずれも記入例)。逆に、来店数や店舗の集客に関する記述は分母の説明として1行に圧縮します。

付帯率と契約種別の内訳が整理できたら、あとは入力するだけです

ここまでの内容は、入力フォームの該当欄にそのまま書けます。登録なしで、PDFまで作れます。

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記事内の数値について 売上・件数・達成率・順位などの数値はすべて記入例です。当社サービスの実績や、特定の個人の経歴ではありません。

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更新 公開 /最終更新 。記入例・表・結論を変えたときだけ最終更新日を上げています。募集要項に指定がある場合は、そちらが優先されます。

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