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目標未達の年の職務経歴書は?達成率は隠さず打ち手と翌期の回復で示す

執筆 営業の履歴書作成ツール 編集部 公開 最終更新

この記事の結論

目標未達の年の職務経歴書は、達成率をそのまま書き、目標の設定背景・その年に変えた打ち手・翌期の回復を続けて1組にします。未達の年だけ数字を落とすと、書いてある年の数字まで疑われます。年度目標6,000万円に対し実績4,200万円(達成率70%)(記入例)のように分母を添え、四半期推移や前年比など、未達の年の中でも上向きだった数字を1本足します。

この記事は達成率が100%に届かなかった年を、そのままの数字で書き切ることを決めきるためのものです。職務要約から自己PRまでの全体の型、実績指標の対応表、数字で示せる実績がない場合の書き方、社名や売上を書いてよいかの判断は、営業職の職務経歴書にまとめています。様式そのものを探している方は、そちらの入力フォームからそのまま作れます。

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目標未達とは(職務経歴書での扱い)

目標未達とは、会社から与えられた売上目標や件数目標に対して、実績が100%に届かなかった状態です。数字は手元にあり、その数字が悪いという点で、数字が存在しない・思い出せない状態とは詰まり方が違います。本記事は、達成率が100%を切った年をどう書くかだけを扱います。

数字そのものが無い期間(立ち上げ期・受注ゼロ)や記録が手元にない場合は実績が数字にできない・覚えていない職務経歴書、目標額や売上額が社外秘で出せない場合は守秘義務で社名・数値が書けないときの職務経歴書、チーム目標しかなく自分の分を切り出せない場合はチーム実績しかない営業の職務経歴書で扱います。表彰歴と社内順位そのものの書き方は表彰歴・社内順位の職務経歴書にあり、本記事では未達の年に表彰が重なった場合の並べ方だけを扱います。

職務経歴書の完成記入例(未達の年を含む3年度分)

先に完成形を示します。1年度目は達成、2年度目は新設拠点の立ち上げで未達、3年度目に回復した3年間を、年度ごとに行を分けて書いた例です。数値はすべて記入例で、達成率・件数・単価が互いに割り切れるようにそろえています。

記入例

職 務 経 歴 書
○○○○年○月○日 現在

職務要約

中小企業向けの業務システムを扱うITサービス企業で、法人営業を5年間担当しています。直近3年度は、東京エリアの既存顧客中心の営業から、新設された名古屋拠点の立ち上げへ担当が変わりました。拠点の初年度は達成率70%と未達でしたが、アプローチ先を絞り込んで商談化率を20%から30%へ引き上げ、翌年度は達成率115%(前年比164%)まで戻しています(記入例)。

職務経歴

株式会社〇〇〇〇(ITサービス業・従業員約200名) ○○○○年○月〜現在 営業部(記入例)

  • 【所属】営業部(部内12名)。○○○○年○月から名古屋拠点(3名)へ異動(記入例)
  • 【営業対象】従業員50〜300名の中小企業の管理部門長・経営者(記入例)
  • 【商材】勤怠管理・経費精算システム(無形・1件あたり100万〜400万円、平均200万円前後)(記入例)
  • 【営業手法】自社で作成したリストへの新規開拓(電話・訪問)が約7割、Web反響と紹介が約3割。直販で提案からクロージングまで担当(記入例)
  • 【実績・成果】1年度目(東京エリア・既存顧客中心)
  • ・年度目標8,000万円に対し実績8,800万円、達成率110%(部内12名中4位)(記入例)
  • ・受注44件、平均単価200万円(記入例)
  • 【実績・成果】2年度目(名古屋拠点 開設初年度・未達)
  • ・年度目標6,000万円に対し実績4,200万円、達成率70%(部内12名中11位)(記入例)
  • ・目標は、既存顧客を引き継ぐ東京エリアの1人あたり目標8,000万円の75%として設定。担当エリアの既存顧客はゼロからの開始(記入例)
  • ・上期 目標3,000万円に対し1,400万円(達成率46.7%)、下期 目標3,000万円に対し2,800万円(達成率93.3%)(記入例)
  • ・第4四半期は四半期目標1,500万円に対し1,600万円(達成率106.7%)(記入例)
  • ・アプローチ企業600社、商談120件(商談化率20%)、受注21件(受注率17.5%)、平均単価200万円(記入例)
  • ・下期にアプローチ先を「従業員100〜300名・複数拠点を持つ企業」へ絞り、リストを400社に作り直した(記入例)
  • 【実績・成果】3年度目(名古屋拠点)
  • ・年度目標6,000万円に対し実績6,900万円、達成率115%、前年比164%(部内12名中3位)(記入例)
  • ・アプローチ企業400社、商談120件(商談化率30%)、受注30件(受注率25%)、平均単価230万円(記入例)
  • ・3年度通算 目標2億円(8,000万円+6,000万円+6,000万円)に対し実績1億9,900万円、達成率99.5%(記入例)

活かせる経験・知識・スキル

  • 新規開拓リストの設計(業種・従業員規模・拠点数の条件を決めて対象を絞り込む)
  • 管理部門長と経営者の双方への提案(就業規則の運用と費用対効果の2軸で説明)
  • Salesforceによる案件管理と、四半期ごとの受注予測の作成
  • 拠点の立ち上げ(顧客ゼロからの営業計画づくり、後任への引き継ぎ資料の整備)

資格

  • 普通自動車第一種運転免許(○○○○年○月取得)

未達の年である2年度目が、いちばん行数の多い年になっています。達成率70%(記入例)の1行だけなら弱点ですが、目標がどう決まったか、期の中でどこから戻ったか、何を変えたかが続けば、読み手は同じ状況を任せられるかどうかを判断できます。数字は上期1,400万円+下期2,800万円=4,200万円、受注21件×平均単価200万円=4,200万円と、どの行から足しても年度実績に一致します(いずれも記入例)。自分の数字に置き換えるときも、行と行が算数でつながっているかを先に確かめてください。

達成率はどう計算し、どの期間で書くのか

達成率は「実績 ÷ 目標 × 100」で計算し、分母にした目標が何の目標か(期間・指標・期初か修正後か)を同じ行に書きます。分母の説明がない達成率は、面接で必ず「その目標はどう決まったのか」と確認され、そこで答えられないと数字全体の信用が下がります。

達成率の分母になる目標と書き方(記入例)
目標の種類分母の置き方書き方(記入例)
期初に確定した年度目標そのまま分母にする年度目標6,000万円に対し実績4,200万円(達成率70%)
期中に修正された目標期初目標を分母にし、修正の事実を1行添える期初目標6,000万円に対し実績4,200万円(達成率70%)。期中に4,800万円へ下方修正され、修正後の目標に対しては87.5%
半期・四半期の目標その期間のまま書き、足し上げて年間の達成率に見せない上期 目標3,000万円に対し1,400万円(46.7%)、下期 目標3,000万円に対し2,800万円(93.3%)
売上以外の目標(件数・粗利)指標名を先に置く新規受注件数 目標30件に対し実績21件(達成率70%)
在籍が期の途中まで月割りした累計目標を分母にし、何か月分かを書く○月末までの累計目標3,500万円に対し実績2,450万円(達成率70%、7か月分)
目標が提示されない部署前年比と部内順位に置き換える担当売上 前年比112%、部内12名中4位

いちばん多い取り違えは、期間をそろえないまま並べることです。年度(4月から翌年3月)と暦年、上期と通期を同じ表に混ぜると、読み手は数字を比べられません。年度で管理されていた会社なら全年度を年度で書き、暦年なら暦年で統一します。通算の達成率を書くときも、目標側と実績側を同じ年数で足します。

目標が複数ある会社では、どの目標で評価されていたかを1つ選び、主指標として先に書きます。売上目標は未達でも粗利目標は達成、という年は珍しくありませんが、両方を同じ行に並べると、都合のよい数字を選んだように読まれます。売上目標を主指標にしたうえで「粗利目標は達成率103%(記入例)」と別行に置くほうが、読み手は判断しやすくなります。

会社が目標を「予算」「バジェット」「ノルマ」と呼んでいる場合は、職務経歴書では「目標」に統一します。社内の呼び名をそのまま持ち込むと、業界外の読み手が達成率の意味を取り違えます。社内KPIの名称を一般語へ直す手順は社内用語・社内KPIを翻訳する職務経歴書に、指標ごとに分母と期間を添える一般則は営業実績を数字でどう書くかにまとめています。

未達の年は、何と組にして書けば弱く見えないのか

達成率のあとに「目標の設定背景」「その年に変えた打ち手」「打ち手の結果」「未達の年の中の上向き」「翌期の回復」の5点を続け、1組にします。達成率だけを単独で置くと弱点にしか読まれず、逆に達成率を書かずに取り組みだけを並べると、隠している数字があると受け取られます。

職務経歴書は、ハローワークインターネットサービス「履歴書・職務経歴書の書き方」にあるとおり、履歴書では書ききれない具体的な職務内容と実績を伝える書類です。未達の年でいう「具体的」とは、達成率という結果に加えて、その結果が出た条件と、条件に対して自分が動かしたものを書くことです。読み手が確かめたいのは数字の高さではなく、同じ条件を渡したときに何をする人かという再現性です。

未達の年の達成率に添える5点と書き方(記入例)
添えるもの何を書くか書き方(記入例)
目標の設定背景目標額がどう決まったかを事実だけで。評価や不満は書かない新設拠点の初年度。既存顧客はゼロで、目標は東京エリアの1人あたり目標8,000万円の75%として設定
その年に変えた打ち手自分が動かしたものを1つに絞るアプローチ先を「従業員100〜300名・複数拠点を持つ企業」へ絞り、リストを600社から400社に作り直した
打ち手の結果工程の指標の変化。年度をまたぐ場合は各値に年度を添える商談化率 20%(2年度目)→30%(3年度目)、受注率 17.5%→25%、平均単価 200万円→230万円
未達の年の中の上向き四半期・半期の推移。年間の1点だけで見せない上期 達成率46.7%、下期 達成率93.3%、第4四半期は四半期目標1,500万円に対し1,600万円(106.7%)
翌期の回復翌年度の達成率と前年比。回復していない場合は書かない翌年度 達成率115%(目標6,000万円・実績6,900万円)、前年比164%

設定背景は、事実だけを書くのが線引きです。「新設拠点の初年度で既存顧客はゼロ」は事実ですが、「目標が現実的でなかった」は評価で、書いた瞬間に責任の所在の話になります。市場や景気に触れる場合も、「担当業界の設備投資が前年から縮小」のように、自分の担当範囲で観測できた事実に留めます。

打ち手は1つに絞ります。3つ並べると、どれが効いたのか読み手が判定できず、翌期の回復との因果も切れます。絞った1つが翌期の数字と算数でつながっていれば、未達の年は弱点ではなく、条件が悪いときの動き方を示す材料になります。

2年目は市場環境の変化と社内体制の問題により目標を達成できませんでしたが、粘り強く行動を続け、3年目は目標を達成しました。

達成率がどこにもなく、未達の幅が分かりません。原因を3つ並べたうえで自分が変えたものが書かれておらず、「粘り強く」は応募先で再現できる行動になっていません。3年目の「達成」も、100%なのか120%なのか判断できません。

2年度目(名古屋拠点 開設初年度)年度目標6,000万円に対し実績4,200万円、達成率70%。既存顧客がない状態からの立ち上げで、上期は達成率46.7%(実績1,400万円)。下期はアプローチ先を600社から「従業員100〜300名・複数拠点を持つ企業」400社へ絞り込み、達成率93.3%(実績2,800万円)。第4四半期は四半期目標1,500万円に対し1,600万円。3年度目は商談化率が20%から30%へ上がり、達成率115%(実績6,900万円、前年比164%)(記入例)

達成率・設定背景・打ち手・工程の指標・翌年度の回復が1本の線でつながっています。1,400万円+2,800万円=4,200万円、6,900万円÷4,200万円=約164%と、行の中だけで検算できる形です(いずれも記入例)。

未達が続いた年や、直近が未達のまま辞めるときはどう書くのか

未達が続いた場合は達成率の推移と実績額の伸びを並べ、回復しないまま退職する場合は、締まった期の確定値と進行中の期を分けて書きます。連続未達を1年ずつばらばらに書くと未達が3回並ぶだけですが、推移として並べると1本の線になります。

未達が続いたときに前へ出す数字(記入例)
その年の状況前へ出す数字書き方(記入例)
達成率が毎年上向き達成率の推移(目標が同額であることを添える)達成率 80%→90%→95%(年度目標はいずれも1億2,000万円)
達成率は横ばいだが目標が上がっている目標額と実績額の両方目標 5,000万円→6,500万円→8,000万円に対し実績 3,900万円→5,200万円→6,400万円(達成率78%・80%・80%)
部門全体が未達部内平均との差と順位部内平均 達成率72%に対し本人85%(部内12名中3位)
売上は未達だが工程は伸びた商談数・受注件数・受注率商談 年80件→110件、受注 14件→22件(受注率17.5%→20%)
担当エリアや市場が縮小実績額の前年比と、縮小幅との比較担当売上 前年比92%(担当エリアの市場規模は前年比85%)

市場が縮小した中で前年比マイナスを書く場面は、既存顧客を引き継ぐ営業でよく起こります。売上の前年比だけでなく、取引社数の維持率や取引の停止件数を並べる書き方はルート営業・既存深耕の職務経歴書が扱っています。

直近の年が未達のまま転職する場合は、締まった期と進行中の期を必ず分けます。締まった期は確定値、進行中の期は「○月末時点」と期間を書いたうえで、累計目標に対する達成率を添えます。今期目標6,000万円に対し○月末時点で4,080万円なら、通期に対しては68%ですが、9か月分の累計目標4,500万円に対しては90.7%です(記入例)。通期の分母だけで書くと、残り3か月ぶんの目標まで未達に見えます。

進行中の案件を「受注予定」「今期見込み」として実績に混ぜるのは避けます。入社後に結果が違っていたときに説明がつかず、確定値の信用まで落とします。書けるのは、締まった数字と、提案中・稟議中という工程の事実までです。

退職の理由と未達を、職務経歴書の上でつなげる必要はありません。職務経歴書は職務と実績を並べる書類で、辞める理由を説明する欄ではありません。応募先で何をしたいかは営業職の履歴書の志望動機の欄が受け持ちます。実績欄には、未達だった事実と、その年に自分が動かしたものだけを書きます。

3年連続で目標未達でしたが、担当エリアの市場縮小が主な原因であり、個人の努力ではどうにもならない部分がありました。今期も現時点で目標に届いていません。

達成率も実績額もなく、市場縮小の幅も示されていません。原因を自分の外側だけに置いているため、次の職場で条件が悪くなったときに何をする人かが読み取れません。進行中の期も、時点と累計目標がないため数字として使えません。

直近3年度の達成率 80%→90%→95%(年度目標はいずれも1億2,000万円)。担当エリアの市場規模が前年比85%で推移するなか、取引社数を維持しながら実績額を9,600万円→1億800万円→1億1,400万円と3年で1,800万円積み増しました。今期は○月末時点で実績8,160万円(9か月分の累計目標9,000万円に対し90.7%、通期目標1億2,000万円に対し68%)(記入例)

3年とも未達という事実は変えずに、達成率と実額の両方が上向いていることが見えます。9,600万円÷1億2,000万円=80%、1億1,400万円−9,600万円=1,800万円と検算でき、進行中の期も時点と分母が明示されています(いずれも記入例)。

未達の年に表彰された場合は、どちらを先に書くのか

達成率を先に書き、表彰はそのあとに「何の指標で・誰の中で」を添えて置きます。順番を逆にすると、読み手は表彰を売上目標の達成と受け取り、面接で達成率を確認した時点で書類の印象が反転します。

年度の売上目標が未達なのに表彰されるのは、会社がその年、売上とは別の指標で評価したからです。新規開拓の件数、既存顧客の継続率、新商材の初期導入、改善提案、上期だけの成績など、対象になる指標は会社ごとに違います。表彰の対象指標と、未達だった目標の指標が違うことを自分から1行で書けば、両方をそのまま並べても矛盾になりません。

表彰名は社内でしか通じない呼び方が多いため、名称だけを置かず、対象になった指標と分母を添えます。表彰の名称・分母・期間の書き方そのものは表彰歴・社内順位の職務経歴書で扱っています。本記事では、未達の達成率と表彰を同じ欄に置くときの順番だけを決めます。

社内表彰(新規開拓賞)を受賞し、営業成績優秀者として評価されました。

何の指標での表彰か、母数が何人かが分かりません。「営業成績優秀者」と読ませていますが年度の売上目標は未達で、面接で達成率を聞かれた時点で書類の書き方そのものが疑われます。

年度目標6,500万円に対し実績5,980万円、達成率92%。売上目標は未達でしたが、新規開拓による受注は年18件で部内12名中1位となり、下期の新規開拓賞を受賞しました。表彰の対象は新規開拓件数で、売上目標とは別の指標です(記入例)

達成率を先に置いたうえで、表彰が別の指標であることを自分で説明しています。5,980万円÷6,500万円=92%と検算でき、面接で確認されても書類と食い違いません(いずれも記入例)。

入力フォームの5ブロックに、未達の年の何を入れるのか

「業務内容と実績・成果」の欄は【所属】【営業対象】【商材】【営業手法】【実績・成果】の5ブロックを1つの欄に続けて書く形なので、未達の説明材料をブロックごとに分けて置きます。すべてを【実績・成果】に詰め込むと、達成率の行が言い訳の文章に埋もれます。

  • 【所属】未達の年に異動・新設拠点・担当替えがあったなら、所属と時期をここに1行で置きます。「営業部(部内12名)。○○○○年○月から名古屋拠点(3名)へ異動」(記入例)と書けば、設定背景の半分は実績欄に入る前に伝わります。
  • 【営業対象】担当が変わった年は、変わる前と後を並べます。既存顧客を引き継ぐ担当から、顧客ゼロのエリアへ移ったという違いは、達成率の読み方を変えます。
  • 【商材】新商材の投入、値上げ、供給の制約があった年は、商材のブロックに事実として置きます。単価帯が変わった場合は、変更前と変更後の帯を両方書きます。
  • 【営業手法】その年に変えた打ち手はここに書きます。リストの絞り込み、接触方法の変更、提案の順序の入れ替えなど、次の職場でも同じ手が打てるものを選びます。
  • 【実績・成果】達成率→目標の設定背景→打ち手の結果→翌期の回復の順で、年度ごとに行を分けます。未達の年は行数が増えても構いません。増えた行が、そのまま面接での説明になります。

職務要約には、未達の年を1文だけ入れます。回復までを含めて「拠点の初年度は達成率70%、翌年度は115%(記入例)」と一続きで書けば、実績欄を読む前に流れが決まります。未達の局面で何を変えたかを強みとして語る欄は営業職の履歴書の自己PRで、職務要約そのものの組み立て方は営業職の職務経歴書の書き方にまとめています。

よくある質問

未達の年を飛ばして、達成した年だけ並べてもよいですか?

飛ばすと在籍期間と実績の年が食い違い、抜けている年が先に目に留まります。読み手は「書けない事情がある年」として扱うので、達成率70%(記入例)をそのまま書くより印象が悪くなります。年度ごとに行を分ける形で書き、未達の年も同じ粒度で並べてください。行の数がそろっていること自体が、数字を選んでいないという説明になります。

「目標が高すぎた」「上司の設定に無理があった」と書いてもよいですか?

評価は書かず、目標がどう決まったかという事実だけを書きます。「新設拠点の初年度で既存顧客はゼロ、目標は既存エリアの1人あたり目標の75%として設定」(記入例)は事実ですが、「目標が高すぎた」は評価で、読み手には責任の所在の話に見えます。事実だけを置けば、目標の重さは読み手が自分で判断してくれます。

入社初年度が未達の場合も、同じ書き方でよいですか?

基本は同じですが、入社月と目標の期間を必ず添えます。年度の途中で入社した年は通期目標が月割りされていることが多く、通期の目標額を分母にすると実態より低い達成率になります。「入社から○月末までの累計目標3,500万円に対し実績2,450万円(達成率70%、7か月分)」(記入例)のように、何か月分の目標かを書いてください。研修期間が含まれる場合は、その月数も添えます。

未達が理由で降格や担当替えがあった年も、書くべきですか?

役職と担当の変化は事実なので、時期と役職名だけを書きます。理由は書きません。職務経歴書は職務と実績を並べる書類で、社内評価の経緯を説明する欄ではないからです。降格後の年に実績が戻っているなら、その数字を並べるほうが説明として強く働きます。異動や昇降格の書き方そのものは、部署異動・昇進・降格を扱う記事で別に整理します。

未達の年について、面接では何をどこまで話しますか?

書類に並べた順(達成率→設定背景→打ち手→打ち手の結果→期中の推移→翌期の回復)で話します。原因は1つに絞り、外部要因と自分の判断ミスを両方1つずつ挙げると、分析として受け取られます。書類に無い数字をその場で足すと整合が崩れるので、話す数字は書類の範囲に留めてください。数字そのものが手元にない年の扱いは数字で示せる実績がない場合を参照してください。

未達の年の書き方が決まったら、あとは入力するだけです

ここまでの内容は、入力フォームの該当欄にそのまま書けます。登録なしで、PDFまで作れます。

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運営 オルグロー株式会社(運営会社)。この記事は、当社が運営する履歴書・職務経歴書作成ツール「営業の履歴書作成ツール」の編集部が制作し、当社が編集責任を負います。外部ライターへの委託や、他社記事の転載はしていません。

記事内の数値について 売上・件数・達成率・順位などの数値はすべて記入例です。当社サービスの実績や、特定の個人の経歴ではありません。

制作方法 構成と下書きに生成AIを使い、当社の担当者が数値の検算、入力フォームの欄名・並びとの整合、参照情報との照合を行っています。詳しくは編集方針に記載しています。

更新 公開 /最終更新 。記入例・表・結論を変えたときだけ最終更新日を上げています。募集要項に指定がある場合は、そちらが優先されます。

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