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新規開拓営業の職務経歴書は件数だけ?リスト設計から受注まで工程で示す

執筆 営業の履歴書作成ツール 編集部 公開 最終更新

この記事の結論

新規開拓営業の職務経歴書は、新規受注の件数だけでなく「リスト作成数→初回接触数→商談化数・商談化率→受注数・受注率」の工程順に、分母を添えて書きます。リストが自作か会社支給かで再現性の評価が変わるため、【営業手法】に開拓の起点を明記し、獲得経路の内訳を件数で分けます。開拓した顧客を引き継いだ後の売上は自分の実績にせず、開拓先の継続率で書きます。新規受注18社/初回商談72社(受注率25%)(記入例)のように、件数と率を並べます。

この記事は新規開拓の実績を、件数ではなく工程と獲得経路の内訳で書き切ることを決めきるためのものです。職務要約から自己PRまでの全体の型、実績指標の対応表、数字で示せる実績がない場合の書き方、社名や売上を書いてよいかの判断は、営業職の職務経歴書にまとめています。様式そのものを探している方は、そちらの入力フォームからそのまま作れます。

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新規開拓営業とは(職務経歴書での扱い)

新規開拓営業とは、取引のない相手に自分から接触し、初回の取引を成立させる営業です。求人票では新規営業・開拓営業・アウトバウンド営業・ハンター型営業とも呼ばれます。本記事では、開拓の対象を決めるところから初回受注までを一人で担う働き方を対象にし、飛び込み訪問・訪問販売・展示会・セミナー・加盟店開発の開拓は、それぞれ後半の節で扱います。

問い合わせや資料請求を受けてから動く仕事は反響営業の職務経歴書、電話に特化して面談の約束までを担う仕事はテレアポ・アウトバウンドコールの職務経歴書、商談の創出までで受注を別の担当に渡す分業型はインサイドセールスの職務経歴書、渡された商談を受注へ進める側はフィールドセールスの職務経歴書、引き継いだ既存顧客を伸ばす仕事はルート営業の職務経歴書で扱います。新規と既存の両方を担当している場合は、本記事の書き方で新規のブロックを作り、既存の実績を別行に並べます。

職務経歴書の完成記入例(新規開拓営業)

先に完成形を示します。法人への飛び込み開拓(現職)と、個人宅への訪問販売(前職)を並べた例です。数値はすべて記入例で、各行の率が分母で割り切れるようにそろえています。

記入例

職 務 経 歴 書
○○○○年○月○日 現在

職務要約

産業用資材の専門商社で、製造業向けの新規開拓を3年間担当しています。前職では住宅設備の訪問販売として、個人宅の戸別訪問を4年間担当しました。法人と個人の両方で、開拓する相手を決めるところから初回接触・提案・受注までを自分で回してきた経験があります。直近1年は開拓リスト720社への飛び込みと架電に展示会・紹介を加えて新規36社を受注し、新規受注の目標達成率は120%です(記入例)。

職務経歴

株式会社〇〇〇〇(産業資材の専門商社・従業員約120名) ○○○○年○月〜現在 営業部 新規開拓チーム(記入例)

  • 【所属】営業部 新規開拓チーム(5名)主任(記入例)
  • 【営業対象】従業員30〜300名の製造業(金属加工・食品加工)の工場長・購買担当(記入例)
  • 【商材】産業用の消耗資材と小型機器(有形・1件30万〜300万円、平均単価60万円)(記入例)
  • 【営業手法】業種・従業員規模・設備の更新時期で自ら条件を決めて作成したリストへの飛び込み訪問と架電が中心。展示会のブース対応と既存顧客からの紹介を併用。受注後は既存担当へ引き継ぐ分担(記入例)
  • 【実績・成果】直近1年
  • ・開拓リスト 720社(自作600社・会社支給120社。飛び込みと架電の対象)(記入例)
  • ・初回接触 360社(リスト720社に対し50%。担当者と会話できた社数)(記入例)
  • ・初回商談 72社(初回接触360社に対し20%。提案の場が設定された社数)(記入例)
  • ・リスト起点の新規受注 18社(初回商談72社に対し受注率25%、開拓リスト720社に対し2.5%)(記入例)
  • ・新規受注 合計36社(リスト起点18社/展示会・セミナー起点9社/紹介起点9社)。目標30社に対し達成率120%(記入例)
  • ・新規売上 2,160万円(36社×平均単価60万円)。担当売上8,640万円に占める新規の比率25%(記入例)
  • ・獲得経路の内訳(受注36社):飛び込み12社(33.3%)/展示会・セミナー9社(25.0%)/紹介9社(25.0%)/架電6社(16.7%)(記入例)
  • ・延べ行動量:新規訪問 1日9件(月20営業日で月180件・年2,160件)、架電 1日20件(月400件・年4,800件)(記入例)
  • ・受注1社あたりの平均接触回数 4.0回、初回接触から受注までの平均2.5か月(記入例)
  • ・開拓先の継続率:前年度に開拓した30社のうち27社が翌年度も取引継続(90.0%)(記入例)

株式会社〇〇〇(住宅設備の訪問販売・従業員約60名) ○○○○年○月〜○○○○年○月 営業部(記入例)

  • 【所属】営業部 〇〇支店(営業12名)(記入例)
  • 【営業対象】担当エリアの戸建て持ち家世帯(築15年以上)(記入例)
  • 【商材】給湯器・水回り設備の交換工事(有形・1件15万〜80万円、平均単価35万円)(記入例)
  • 【営業手法】会社が割り振ったエリアの戸別訪問(訪問販売)。初回訪問から現地確認・見積提示・契約・工事日程の調整まで一貫して担当(記入例)
  • 【実績・成果】最終年度
  • ・訪問 1日60件(月20営業日で月1,200件)(記入例)
  • ・在宅かつ会話できた件数 月180件(訪問1,200件に対し15%)(記入例)
  • ・見積提示 月36件(接触180件に対し20%)(記入例)
  • ・契約 月9件(見積36件に対し25%、訪問1,200件に対し0.75%)、年間108件(記入例)
  • ・年間売上 3,780万円(108件×平均単価35万円)。契約件数は支店12名中2位(記入例)
  • ・クーリング・オフによる解除 年2件(契約108件に対し1.9%)(記入例)

活かせる経験・知識・スキル

  • 開拓リストの作成(業種・従業員規模・設備の更新時期で抽出し、反応をもとに週次で条件を見直し)
  • 飛び込み訪問と架電の配分設計、断られた理由の分類と翌週のリストへの反映
  • 展示会のブース対応(会期中の要件の聞き取りと、翌営業日からの追跡の運用)
  • 個人宅への訪問販売で必要な書面交付と契約手続きの実務(前職)
  • SFA(案件管理システム)での開拓状況の記録と、月次の工程別レポート作成

資格

  • 普通自動車第一種運転免許(○○○○年○月取得)

記入例では、社数を数える行と延べ件数を数える行を分けています。同じ会社へ何度も訪問するため、延べ訪問2,160件と接触360社は一致しません(記入例)。自分の数字に置き換えるときも、社数の行と延べ件数の行を混ぜないでください。面接で最初に確認されるのは件数の大きさではなく、どの分母から出た数字かです。

新規受注の件数だけを書くと、何が伝わらないか

受注に至るまでの分母が消えるため、同じ新規36社(記入例)でも、開拓する相手を自分で決めた人と、会社が渡したリストを回った人の区別がつきません。新規開拓の成果は「開拓リストの作成→初回接触→初回商談→受注」の4工程で積み上がります。件数だけの1行は、4工程のうち最後の1つだけを見せている状態です。読み手は、応募先で同じ結果を出せるかどうかを判断するために、手前の3工程を探しています。

新規開拓の工程別の指標と書き方(記入例)
工程・指標書き方(記入例)押さえどころ
開拓リスト作成数年720社(自作600社・会社支給120社)飛び込みと架電の対象。自作と支給の内訳を必ず分ける
初回接触社数・接触率360社(リスト720社に対し50%)「担当者と会話できた」など接触の定義を同じ行に置く
初回商談数・商談化率72社(初回接触360社に対し20%)商談の定義(提案の場が設定された等)を1行で添える
リスト起点の受注社数・受注率18社(初回商談72社に対し25%、リスト720社に対し2.5%)件数と率を必ず並べる。分母は2つ書いてよい
新規受注の合計36社(リスト起点18社/展示会・セミナー9社/紹介9社)経路をまたぐ合計。工程の率と同じ行に混ぜない
新規売上・平均単価2,160万円(36社×平均単価60万円)単価帯があると、件数の重さが伝わる
新規売上比率担当売上8,640万円のうち新規25%既存も持つ場合、新規にどれだけ時間を割いたかが読める
目標達成率新規受注 目標30社に対し実績36社(120%)会社が新規に置いた目標の重さが分かる
延べ行動量新規訪問 年2,160件、架電 年4,800件社数ではなく延べ件数。社数の行と分けて置く
受注までの接触回数・期間平均4.0回、初回接触から平均2.5か月商材の重さと、追いかけ方の粘りが伝わる
開拓先の継続率前年度に開拓した30社のうち27社が継続(90.0%)「取っただけ」でないことを示す。引き継いだ後も書ける

開拓した顧客を既存担当へ引き継ぐ会社では、引き継いだ後の売上をどう扱うかで迷います。翌年度以降の売上は担当者の成果なので、自分の実績には足しません。書けるのは、自分が開拓した先が翌年度も取引を続けている割合までです。継続率は開拓の質を示す指標なので、件数だけの記述より強く読まれます。引き継いだ後の売上を書き足したくなったときは、「前年度に開拓した30社のうち27社が翌年度も取引継続(90.0%)」(記入例)の形に置き換えると、実績を膨らませずに開拓の質が示せます。分母と期間をそろえる一般的な考え方は営業実績を数字でどう書くかを参照してください。

新規開拓営業として、年間36社の新規契約を獲得し、売上に貢献しました。(記入例)

何社に接触して36社になったのか、リストを誰が作ったのかが分かりません。会社が渡した優良リストを回った36社でも、同じ1行になります(いずれも記入例)。

自ら条件を決めて作成した開拓リスト600社を含む720社を対象に、初回接触360社(50%)→初回商談72社(20%)→リスト起点の新規受注18社(受注率25%)。展示会・セミナー起点9社と紹介起点9社を合わせた新規受注は年36社、新規売上2,160万円(平均単価60万円)、新規受注の目標30社に対し達成率120%(記入例)

4工程がそろい、どこが得意でどこが弱いかまで読めます。リストを自分で作った事実が先頭にあり、経路の違う受注を工程の率と混ぜていないため、応募先で一から開拓を任せられる人だと判断できます。

「新規」の中身は、獲得経路ごとにどう書き分けるか

受注した社数を経路別の件数と構成比に割り、【営業手法】のブロックにリストの出どころを1行で書きます。同じ「新規開拓」でも、飛び込みで取った12社と紹介で取った9社(記入例)では、応募先で再現できる条件がまったく違います。経路を書かないと、読み手は最も再現性の低い経路を想像して評価を下げます。構成比まで添えると、自分の主戦場がどこかが一目で決まります。

獲得経路別の新規受注の内訳と、経路ごとに書き添えること(記入例)
獲得経路受注社数・構成比同じブロックに書き添えること
飛び込み訪問12社(33.3%)1日の訪問件数、接触の定義と接触率、再訪の回数
展示会・セミナー9社(25.0%)出展・開催回数、獲得名刺数、有効リード率、会期後の追跡の速さ
既存顧客・取引先からの紹介9社(25.0%)紹介を依頼した件数と発生率。仕組みか偶然かが分かれ目
架電(自作リストへのアプローチ)6社(16.7%)通電数とアポイント率。分母は架電数ではなく通電数
合計36社(100%)合計が受注社数と一致することを確かめる

経路ごとに分母が違う点に注意してください。飛び込みの分母は開拓リストの社数、展示会の分母は獲得名刺の枚数、セミナーの分母は参加者数です。ひとつのファネルに混ぜると率が計算できなくなるので、経路別に分母を分けて書きます。完成記入例の工程(リスト720社→初回接触360社→初回商談72社→受注18社)も、飛び込みと架電を合わせたリスト起点の分母だけで数え、展示会・セミナーの9社と紹介の9社は経路別の行に置いています(記入例)。問い合わせや資料請求を媒体別の分母で管理していた場合の書き方は反響営業の記事で、架電の通電数とアポイント率の置き場所はテレアポの記事で扱います(いずれも定義節からたどれます)。

開拓リストの出どころと【営業手法】に書く1行(記入例)
リストの出どころ【営業手法】に書く1行(記入例)
自分で条件を決めて作成業種・従業員規模・設備の更新時期で抽出した自作リスト600社への飛び込みと架電
会社支給のリスト・名簿会社支給リスト120社のうち、過去の失注理由で優先順位を付け直した上位60社を重点訪問
会社が割り振ったエリア支店が割り振った担当エリア(〇〇市の戸建て約4,000世帯)の戸別訪問
既存顧客・取引先からの紹介既存顧客への定期訪問時に紹介を依頼し、年40社の紹介から9社を受注

会社支給のリストしか使っていない場合でも、開拓力が伝わらないわけではありません。渡された名簿をそのまま上から回ったのか、失注理由や業種で並べ替えてから回ったのかで、結果は変わります。並べ替えの条件と、その結果の接触率・商談化率を並べて書けば、リストを作る力に近いものが示せます。数字として残っていない工夫を書く順序は数字で示せる実績がない場合を参照してください。

飛び込み・訪問販売の経験は、どう書けば古く見えないか

「飛び込み」「訪問販売」の語はそのまま残し、個人宅か法人事業所かを明記したうえで、1日の訪問件数・接触率・次工程への率・解約率まで並べます。語を避けて「新規開拓」とだけ書くと、読み手は何をしていたか分からず、面接で必ず聞き返されます。古く見えるのは手法そのものではなく、件数と気合だけで語られた1行です。件数の後ろに率と工程が続けば、行動量を設計できる人として読まれます。

飛び込み・訪問販売の指標(個人宅と法人事業所の違い・記入例)
項目個人宅への戸別訪問(訪問販売)法人事業所への飛び込み
1日の訪問件数60件(担当エリアを徒歩で巡回)9件(車で移動し、1件あたりの滞在が長い)
接触の定義と率在宅で会話できた件数 月180件(訪問1,200件に対し15%)担当者と会話できた社数 年360社(開拓リスト720社に対し50%)
次の工程見積提示 月36件(接触180件に対し20%)初回商談 年72社(初回接触360社に対し20%)
成果契約 月9件(見積36件に対し25%)、年間108件リスト起点の新規受注 年18社(初回商談72社に対し25%)
併記したい指標クーリング・オフによる解除率、初期解約率受注までの平均接触回数と期間、開拓先の継続率
読み手が見る点押し込み型ではないこと。解約率が低いほど説明の質が高い断られた後の再訪設計と、リストの絞り込みへの反映

個人宅を訪問して契約を結ぶ働き方は、法律上の類型としては訪問販売にあたります。特定商取引に関する法律(e-Gov 法令検索)では、訪問販売について書面の交付やクーリング・オフの定めが置かれており、2026年9月時点では法定の書面を受け取った日から起算して8日間を目安に契約の解除ができるとされています。適用の範囲や起算日は取引の類型で変わるため、記載にあたっては条文と所管官庁の案内で確認してください。制度側のこの数値は記入例ではありません。

職務経歴書では、書面交付や説明の手順を守って契約を取っていた事実が効きます。クーリング・オフによる解除率や初期解約率を自分から書くと、件数の裏づけになります。解除率が社内平均より低かった年は、平均と並べて書きます。反対に、率が高かった年を伏せて件数だけを書くと、面接で契約の質を確認されたときに説明が続きません。

飛び込み営業で1日100件を訪問し、断られても粘り強く通い続けて契約を獲得してきました。(記入例)

訪問件数だけで、会えた割合も契約に至った割合も分かりません。粘り強さは全員が書くため、差がつかない1行になります。

担当エリアの戸建て持ち家世帯へ1日60件を訪問(月1,200件)。在宅かつ会話できた月180件(15%)のうち見積提示36件(20%)、契約9件(見積に対し25%)。断られた理由を「時期」「金額」「他社契約中」の3つに分類し、時期を理由に断られた世帯へ4か月後に再訪する運用に変えて、契約を月6件から9件へ増やしました。クーリング・オフによる解除は年2件(契約108件に対し1.9%)(記入例)

訪問件数・接触率・見積提示率・契約率が1本の線でつながり、改善の中身が具体的です。解除率まで書いたことで、押し込みではないことが数字で示せています。

応募先が分業型の営業組織である場合は、訪問件数より「断られた理由の分類と、翌週のリストへの反映」を前に出します。分業型では行動量そのものより、工程を数字で見て手を打てるかが評価されるためです。断られ方を分類して改善幅にする書き方は、定義節で挙げたテレアポの記事で扱っています。

展示会・セミナー起点の開拓は、どこまでを自分の実績にできるか

獲得した名刺の枚数は出展そのものの成果なので単独では書かず、名刺から有効リード・初回商談・受注へ進んだ率と、会期後に自分が動いた速さを書きます。出展費用も集客もマーケティング部門や会社が負担しているため、名刺800枚(記入例)を自分の成果として置くと、面接で出どころを確認されたときに数字全体の信用が落ちます。自分が担ったのはブースでの聞き取りと、会期後の追跡です。

展示会・セミナー起点の開拓で書く指標(記入例)
指標展示会(記入例)セミナー・ウェビナー(記入例)
回数出展 年4回(うち企画・運営の担当2回)開催 年6回(自社会場4回・オンライン2回)
母数獲得名刺 年800枚参加 延べ180名(1回平均30名)
次の工程有効リード 年200件(名刺800枚に対し25%)個別相談 年20件(参加180名に対し11.1%)
商談・受注初回商談 年40件(有効リード200件に対し20%)、受注 年6社(商談40件に対し15%)受注 年3社(個別相談20件に対し15%)
自分の工程会期翌営業日に全件へ架電し、初回接触までの平均1.5営業日登壇後の個別相談枠の設計と、参加者への案内文の作成
帰属の書き方「マーケティング部門が出展した展示会で、ブース対応と会期後の追跡を担当」「企画は営業企画部、集客と当日運営、個別相談への転換を担当」

有効リードの定義は会社ごとに違うため、率の横に定義を1行置きます。「設備の更新時期が1年以内、かつ担当部署が判明している名刺」(記入例)のように条件を書くと、25%という率の重さが読み手に伝わります。定義を書かずに有効リード率だけを並べると、名刺の仕分けをしただけの数字と区別がつきません。

展示会経由6社とセミナー経由3社を合わせた9社が、獲得経路の内訳の「展示会・セミナー」の行と一致します(記入例)。経路別に書いた数字は、必ず合計が受注社数に戻ることを確かめてください。マーケティング部門と成果を分け合う場面での帰属の切り分け方はチーム実績しかない営業の職務経歴書に、社内でのみ通じる呼び方を一般語へ直す手順は社内用語・社内KPIを翻訳する職務経歴書にまとめています。

年間数件の高単価開拓は、件数の少なさをどう補うか

受注件数の代わりに、提案まで到達した社数(分母)、契約までのリードタイム、契約後に到達した状態の3つを書きます。加盟店開発・店舗開発のように1件の契約が大きく、開店までに時間がかかる開拓では、年3件(記入例)という件数だけが残ると、動いていない人に見えます。手前の工程と、契約の先に起きたことを書くと、件数の少なさが商材の性質によるものだと伝わります。

高単価・少件数の開拓で書く指標(加盟店開発の例・記入例)
指標書き方(記入例)押さえどころ
提案社数(分母)事業計画を提示したオーナー候補 年24社件数が少ないほど、分母がないと評価できない
契約件数・契約率加盟契約 年3件(提案24社に対し12.5%)件数の後ろに率を置く。年度をまたぐ案件があるときは、率とは別に着手年度を書く
単価の構成加盟金・保証金の一時金と、開店後の売上に応じた継続収入に分けて記載一時金と継続収入を混ぜない
リードタイム初回面談から契約まで平均8か月(最短4か月・最長14か月)年度をまたぐ理由の説明になる
契約後の到達契約3件すべてが予定どおり開店契約で終わらず、開店まで見ていた事実を示す
開店後の成果開店1年後も3店とも営業を継続。開店3か月の平均月商は計画比105%開拓の質が読める。継続率と同じ役割を果たす
前工程の作業量商圏調査 年40件、事業計画書の作成 年24件契約が0件だった年でも書ける行

年度をまたぐ案件は、着手した年度と契約した年度を分けて書きます。「当年度の契約3件のうち2件は前年度からの継続案件、当年度に着手した案件のうち5件が翌年度に契約」(記入例)のように置くと、契約が0件だった年度の説明にもなります。目標に届かなかった年度そのものの書き方は目標未達・成績が悪いときの職務経歴書で扱います。不動産の用地仕入れは、査定と相場の知識が評価軸に入るため、不動産買取再販・仕入れ営業の職務経歴書で別に扱います。

入力フォームの「業務内容と実績・成果」の欄は、【所属】【営業対象】【商材】【営業手法】【実績・成果】の5ブロックを1つの欄に続けて書く形です。新規開拓では、【営業手法】に開拓の起点(自作リスト・会社支給・担当エリア・紹介)と接触の手段を書き、【実績・成果】は工程の順に並べます。ハローワークインターネットサービスの「履歴書・職務経歴書の書き方」でも、職務経歴書は履歴書では書ききれない具体的なキャリアを伝える書類と位置づけられています。新規開拓でいう具体的とは、誰を対象に決め、どうやって最初の接点を作ったかを書くことです。職務要約の組み立て方は営業職の職務経歴書の書き方を参照してください。

フランチャイズの加盟店開発を担当し、年間3件の加盟契約を獲得しました。(記入例)

3件(記入例)という数字だけでは、何社に提案しての3件か、契約までにどれだけかかるビジネスかが分かりません。少ない件数だけが印象に残ります。

出店候補エリアの商圏調査を年40件実施し、オーナー候補24社へ事業計画を提示。加盟契約 年3件(提案24社に対し12.5%)。初回面談から契約まで平均8か月で、3件とも予定どおり開店し、開店1年後も3店とも営業を継続しています(記入例)

調査40件・提案24社という分母が置かれ、8か月というリードタイムから商材の重さが伝わります。開店と継続まで書いたことで、契約を取って終わりではない仕事だと読めます(いずれも記入例)。

よくある質問

求人票では新規開拓と書かれていましたが、実際は既存顧客への提案が中心でした。どう書きますか?

担当売上に占める新規と既存の比率を先に書き、行数も比率に合わせます。「担当売上8,640万円のうち新規25%・既存75%」(記入例)のように置けば、実態と食い違いません。新規の割合が小さくても、開拓した社数と工程を書けば新規の経験として評価されます。比率を書かずに新規だけを強調すると、面接で担当構成を確認された時点で信用を失います。

会社が用意したリストしか使っていない場合、開拓力は伝わりませんか?

伝わります。渡された名簿をどう並べ替えたかが開拓力です。過去の失注理由・業種・従業員規模で優先順位を付け直した条件と、その前後の接触率・商談化率を並べて書きます。「支給リスト120社を失注理由で並べ替え、上位60社に絞って訪問し、接触率を35%から50%へ改善」(記入例)のように書けば、リストを作る力に近いものが示せます。

新規開拓と新規事業開発は、同じ書き方でよいですか?

分けて書きます。新規開拓は取引先の数を増やす仕事なので、開拓社数と工程の率が中心になります。新規事業開発は売るものや売り方そのものを作る仕事なので、検証した仮説の数、立ち上げた商材の初年度売上、社内の合意を取った範囲が中心です。両方を経験した場合は、期間を分けて別のブロックにすると、応募先がどちらを求めていても読み取れます。

訪問販売の会社にいたことを書くと、印象が悪くなりませんか?

会社名と業種は書きます。履歴書の職歴欄と食い違うと、経歴の確認ができない書類になるためです。印象を左右するのは業種名ではなく、契約の質を示す数字があるかどうかです。契約件数と並べてクーリング・オフによる解除率や初期解約率を書けば、手続きを守って売っていた事実が伝わります。社名を伏せられる場面と伏せ方は守秘義務で社名・数値が書けないときの職務経歴書にまとめています。

フルコミッションや業務委託で新規開拓をしていた場合は、どう書きますか?

会社ごとのブロックの先頭に契約形態を書き、そのうえで工程の数字を同じ順で並べます。業務委託では開拓の対象を自分で決めていることが多いため、リストの作成条件と接触の手段が強みになります。複数の委託元を掛け持ちしていた場合は、委託元ごとに商材・対象・期間・受注件数を分けて書きます。稼働日数が週3日などの場合は、月の稼働日数を添えると件数の分母がそろいます。

経路の内訳と工程まで書けたら、あとは入力するだけです

ここまでの内容は、入力フォームの該当欄にそのまま書けます。登録なしで、PDFまで作れます。

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運営 オルグロー株式会社(運営会社)。この記事は、当社が運営する履歴書・職務経歴書作成ツール「営業の履歴書作成ツール」の編集部が制作し、当社が編集責任を負います。外部ライターへの委託や、他社記事の転載はしていません。

記事内の数値について 売上・件数・達成率・順位などの数値はすべて記入例です。当社サービスの実績や、特定の個人の経歴ではありません。

制作方法 構成と下書きに生成AIを使い、当社の担当者が数値の検算、入力フォームの欄名・並びとの整合、参照情報との照合を行っています。詳しくは編集方針に記載しています。

更新 公開 /最終更新 。記入例・表・結論を変えたときだけ最終更新日を上げています。募集要項に指定がある場合は、そちらが優先されます。

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