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Web制作会社の営業の職務経歴書は制作実績を書ける?関与工程と単価で示す

執筆 営業の履歴書作成ツール 編集部 公開 最終更新

この記事の結論

Web制作会社の営業の職務経歴書は、制作物そのものではなく、自分が関与した工程(要件整理・見積・進行管理・納品後の運用提案)と、受注件数・平均単価・受注率で書きます。単価が数十万円から数千万円まで散らばるため、「年間受注38件・平均単価180万円・受注額6,840万円(記入例)」と件数と平均を組にして正規化します。制作実績のURLは、勤務先が実績として公開している案件に限って添えます。

この記事はWeb制作会社の営業の実績欄(関与工程の書き分けと、案件単価のばらつきの正規化)を決めきるためのものです。職務要約から自己PRまでの全体の型、実績指標の対応表、数字で示せる実績がない場合の書き方、社名や売上を書いてよいかの判断は、営業職の職務経歴書にまとめています。様式そのものを探している方は、そちらの入力フォームからそのまま作れます。

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Web制作会社の営業とは(職務経歴書での扱い)

Web制作会社の営業とは、コーポレートサイト・採用サイト・ECサイトなどの受託制作について、引き合いの一次対応から要件の整理、見積、受注、制作の進行、公開後の運用提案までを担当する営業です。手を動かして作るのはデザイナーとエンジニアで、営業は「誰に向けて・何を・いくらで・いつまでに作るか」を決めて社内へ渡す側に立ちます。職務経歴書で手が止まるのは、見せられる成果物が自分の作ったものではない、という立ち位置そのものが原因です。

本記事は、Webサイトの受託制作を売る営業(制作会社の営業、広告会社や印刷会社のWeb制作部門の営業、ディレクション兼務を含む)を対象にします。広告枠の販売と広告の運用は運用型広告営業の職務経歴書、業務システムの受託開発はSIer・受託開発営業の職務経歴書、技術者の常駐・稼働を売る営業はSES営業の職務経歴書、自社サービスの継続課金を売る営業はSaaS営業の職務経歴書で扱います。

気をつけたいのは「Web営業」という呼び方です。求人票の「Web営業」は、サイト制作の受託、広告枠と広告運用の販売、Webマーケティング支援、自社サイトからの問い合わせに対応する反響型の営業という、少なくとも4つの別々の仕事を指します。募集要項に「受託制作」「制作ディレクター兼営業」「サイトのリニューアル提案」とあれば本記事の範囲で、「広告出稿」「運用型広告」「媒体」とあれば別の書き方になります。職務経歴書の側でも「Web営業」とだけ書くと、読み手はどの仕事の経験者か判断できないため、【商材】の行に「Webサイトの受託制作」と明記します。

職務経歴書の完成記入例(Web制作会社の営業)

先に完成形を示します。従業員約60名の制作会社で、中小・中堅企業向けのコーポレートサイトと採用サイトの受託制作を5年間担当し、営業とディレクションを兼務しているという設定です。数値はすべて記入例で、件数・平均単価・受注額が掛け算で合うようにそろえています。1枚全体の型と職務要約の組み立て方は営業職の職務経歴書の書き方にまとめているため、本記事は実績欄の中身に絞ります。

記入例

職 務 経 歴 書
○○○○年○月○日 現在

職務要約

Webサイトの受託制作会社で5年間、中小・中堅企業向けのコーポレートサイト・採用サイト・ECサイトの営業を担当。引き合いの一次対応から要件整理・見積・受注、公開までの制作進行、公開後の保守提案までを一貫して受け持っています。直近年度は受注38件・平均単価180万円・受注額6,840万円(目標6,000万円に対し達成率114%)、公開後の保守契約の付帯率は68%です(記入例)。

職務経歴

株式会社〇〇〇〇(Webサイト制作・従業員約60名)(記入例) ○○○○年○月〜現在 営業部

  • 【所属】営業部(4名)。○○○○年○月からディレクションを兼務(記入例)
  • 【営業対象】従業員50〜500名の中小・中堅企業(製造業・人材サービス・医療法人)の経営者、広報担当、採用担当(記入例)
  • 【商材】Webサイトの受託制作(コーポレートサイト・採用サイト・ECサイト・1ページ完結の広告用ページ)。1件あたり30万〜1,000万円、公開後の保守は月額1万〜10万円(記入例)
  • 【営業手法】自社サイトと検索広告への問い合わせの一次対応、既存顧客とパートナーからの紹介、公開後の改善提案による追加受注。制作は社内のデザイナー3名・エンジニア4名と外部パートナーへ発注(記入例)
  • 【実績・成果】直近年度(記入例)
    • 初回商談 190件(Web問い合わせ 114件・既存顧客と紹介 76件)(記入例)
    • 見積提出 95件(初回商談の50%)、受注 38件(見積提出の40%・初回商談の20%)(記入例)
    • 受注額 6,840万円=38件×平均単価180万円(目標6,000万円・達成率114%)(記入例)
    • 単価の内訳:100万円未満 14件・700万円/100万〜500万円未満 20件・3,540万円/500万円以上 4件・2,600万円(最大1,000万円)(記入例)
    • 単価の中央値 130万円(平均180万円との差は500万円以上の4件による)(記入例)
    • 相見積もり案件 55件のうち受注18件(33%)、指名・紹介案件 40件のうち受注20件(50%)(記入例)
    • 前年度からの推移:受注40件・平均単価135万円・受注額5,400万円 → 受注38件・平均単価180万円・受注額6,840万円(受注額 前年比127%)(記入例)
    • 保守・運用契約:受注38件のうち26件に付帯(付帯率68%)。担当分は期首45社→期末68社(期中の解約3社、期首比の継続率93%)、月額合計170万円(平均月額2万5,000円)・年間換算2,040万円(記入例)
    • 制作進行:同時進行 平均8案件、公開予定日どおりの公開 38件中35件(92%)(記入例)
    • 営業部4名の年間受注額 2億2,000万円のうち自身 6,840万円(31%・4名中1位)(記入例)

活かせる経験・知識・スキル

  • 要件のヒアリングと構成づくり(サイト全体のページ構成表と画面構成案の作成、原稿と写真素材の回収計画)
  • 見積の作成と費用の内訳の説明(工程別の作業量、修正回数と追加費用の線引き)
  • 制作進行の管理(社内3職種と外部パートナーへの発注、公開日から逆算した工程表の作成)
  • 公開後の運用提案(アクセス状況のレポート作成、ページ追加・機能追加の見積)
  • 相見積もり案件での提案(比較軸の提示、要件の過不足の指摘)

資格

  • 普通自動車第一種運転免許(○○○○年○月取得)

読み手が最初に確かめるのは、実績欄の行が掛け算で合っているかどうかです。受注38件に平均単価180万円を掛ければ受注額6,840万円、目標6,000万円に対する達成率は114%、単価の内訳3行を足せば件数38件・金額6,840万円に戻ります(記入例)。相見積もり55件と指名・紹介40件を足すと見積提出95件、受注18件と20件を足すと受注38件になります(記入例)。制作会社の営業は数字の種類が多いぶん、1行でも合わないと残りの行まで読み飛ばされます。

自分が作っていない制作実績は、どこまで書けるか

書けるのは制作物そのものではなく、自分が関与した工程で決めたこと、通した金額、守った期日の3つです。Webサイトは要件整理・企画・見積・デザイン・実装・進行管理・公開・運用という工程の連なりで作られ、営業が主担当になるのはそのうち前半と最後です。デザインと実装の出来ばえを自分の成果として書くと、面接で制作の中身を尋ねられた時点で答えられず、書類全体の信用が落ちます。

Web制作の工程と、営業の職務経歴書での書き方(記入例)
工程制作会社での主担当職務経歴書での書き方(記入例)
引き合い・一次ヒアリング営業初回商談190件、問い合わせから初回商談まで平均3営業日
要件整理(目的・対象・ページ数・機能)営業(ディレクター同席)採用応募の増加を目的に、14ページの構成と応募フォームの要件を確定
構成づくり(ページ構成表・画面構成案)営業またはディレクター自分が作った場合だけ書く。デザイナーが作った案件では書かない
見積・契約営業工程別の作業量で見積を作成し、修正2回までを含む条件で契約
デザイン・実装デザイナー・エンジニア自分の成果として書かない。「社内3職種と外部パートナーへ発注」と役割で書く
制作進行(日程・原稿・素材・修正の管理)ディレクター(兼務なら営業)同時進行 平均8案件、公開予定日どおりの公開 38件中35件(92%)
公開・検収営業とディレクター公開後2週間の初期改善対応を含めて検収まで担当
公開後の運用・保守提案営業保守契約の付帯率68%、担当分 月額合計170万円(年間換算2,040万円)

表の並びをそのまま実績欄に写すのではなく、自分が主担当だった工程だけを選んで書きます。同じ制作会社の営業でも、要件整理までで制作へ引き渡す会社と、公開まで進行を持つ会社があり、応募先が知りたいのは「入社後にどの工程から任せられるか」です。引き渡し型なら要件と見積の精度を、進行まで持つ型なら同時進行の件数と期日の遵守率を前に出します。

制作物の見せ方にも線があります。制作実績のURLを職務経歴書に並べるのは避け、勤務先が実績として公開している案件に限って、業種・規模・サイトの種類・受注額の帯で書きます。制作会社のサイトに掲載されている案件でも、掲載の許諾は会社と発注者の間で交わされたもので、個人が転職活動で使う許諾まで含まれるとは限りません。実物を見せる必要が出たときは、勤務先の契約と就業規則の秘密保持の条項を先に確認します。

制作物の権利が制作会社と発注者のどちらに帰属するかも契約ごとに定められるため、扱いは会社によって違います(著作権法/2026年9月時点の一般的な整理で、個別の可否は勤務先の契約と規程によります)。社名や案件名を伏せたまま規模を伝える置き換えの型は守秘義務で社名・数値が書けないときの職務経歴書にまとめています。

チーム全体の制作実績を自分の実績のように書くこともよくある失敗です。「年間120件のサイトを制作」は会社の生産量で、自分が受注した38件とは別の数字です(記入例)。会社の数字を出したいときは「制作会社(年間制作 約120件)で、うち自身の受注は38件(記入例)」と分母を添えます。チームの数字から個人の貢献を切り出す考え方はチーム実績と個人の貢献を分ける職務経歴書にまとめています。

案件単価が数十万円から数千万円までばらつくとき、売上をどう書くか

受注額を単独で置かず、受注件数と平均単価の掛け算にしたうえで、単価帯別の内訳と中央値を添えて正規化します。Web制作は、数十万円の1ページ制作と数百万円のサイト全面リニューアルが同じ「1件」として並ぶ商材です。平均単価だけを出すと大型案件が平均を押し上げ、件数だけを出すと小規模案件の量産に見えます。両方を書き、内訳で実態を見せるのが基本の型です。

案件単価がばらつくときの書き方(記入例)
伝えたいこと単独では弱い書き方正規化した書き方(記入例)
年間の売上規模受注額 6,840万円受注38件×平均単価180万円=6,840万円(目標6,000万円・達成率114%)
単価の実態平均単価 180万円平均180万円・中央値130万円(500万円以上の4件が平均を押し上げ)
扱える案件の幅30万〜1,000万円の案件を担当100万円未満14件/100万〜500万円未満20件/500万円以上4件
大型案件の経験大型案件を多数受注最大1,000万円(従業員500名規模の製造業のECサイト全面リニューアル)
伸ばした事実売上を大きく伸ばした受注40件・平均135万円 → 受注38件・平均180万円(受注額 前年比127%)
受注の確度受注率が高い見積提出95件に対し受注38件(40%)。相見積もり案件は33%、指名・紹介は50%
公開後の収益保守も担当保守契約 期末68社・平均月額2万5,000円・月額合計170万円(年間換算2,040万円)
会社の数字との区別会社の年商 ○億円営業部4名の年間受注額2億2,000万円のうち自身6,840万円(31%)

制作の受注額(フロー)と保守・運用の月額(ストック)は、性質が違うので足しません。「年間取扱高8,880万円」とまとめると、翌年も残る売上と、その年限りの売上の区別が消えます(記入例)。合算した金額を書くなら「制作6,840万円+保守の年間換算2,040万円(記入例)」と内訳を必ず添えます。保守は解約されると減るため、期末の社数だけでなく期首の社数と解約数を並べると、積み上げたのか引き継いだのかが読み分けられます。

単価が伸びた理由を1行添えると、数字が再現性のある力として読まれます。「見積の初期提示に公開後の運用費を含める構成へ変えたことで、平均単価が135万円から180万円へ(記入例)」のように、変えた行動と数字の変化を同じ文に置きます。件数が減って単価が上がった年は、件数の減少を隠さず「受注40件→38件・受注額 前年比127%(記入例)」と両方を書くほうが、選別して大型案件に寄せた判断が伝わります。

広告会社や他の制作会社を通す二次請けの案件が混ざる場合は、受注額の主語を分けます。発注元(広告会社)と最終顧客(事業会社)の両方を業種と規模で書き、「二次請け12件・2,400万円、直接受注26件・4,440万円(記入例)」のように内訳にします。合計は12件+26件=38件、2,400万円+4,440万円=6,840万円と、全体の数字に戻る形にそろえます(記入例)。分母と期間をそろえる一般的な考え方は営業実績を数字でどう書くかを参照してください。

営業とディレクションを兼務しているとき、どこまでが営業の実績か

受注までを営業の実績、公開までを進行管理の実績として行を分け、それぞれ別の指標で書きます。制作会社では営業がそのまま制作進行を持つ体制が多く、職務経歴書でも両方が混ざりがちです。混ざったままだと、応募先が営業職として採りたいのか制作進行として採りたいのかによって、どちらの評価も中途半端になります。

営業側の指標は商談数・見積提出数・受注件数・受注率・平均単価・受注額です。進行管理側の指標は同時進行の案件数、公開予定日どおりに公開できた割合、公開までの平均期間、修正回数の管理といった、期日と工数に関わる数字です。応募先が制作会社の営業なら両方を書き、事業会社の営業や他業界の法人営業なら営業側を厚くして進行管理は「社内3職種と外部パートナーへの発注と工程管理」と1行にまとめます。

アパレル企業のECサイトをはじめ、年間38件のWebサイトを制作。UI/UXを改善し、購入率を1.8倍に向上させました(記入例)。

「制作」の主語が自分に読めるため、デザインと実装を手がけたのか、発注して進行を管理したのかが分かりません。購入率の改善は公開後の運用の成果で、施策を決めた人と実装した人が別なら、誰の数字かも確定しません。

従業員500名規模の製造業のECサイト全面リニューアル(受注額1,000万円)で、要件整理・見積・契約と制作進行を担当(記入例)。デザインと実装は社内のデザイナー2名・エンジニア3名と外部パートナーへ発注し、公開予定日どおりに公開。公開後3か月の改善提案までを受け持ち、月額8万円の保守契約を締結しました(記入例)。

自分が決めた範囲(要件・見積・契約・進行)と、他の職種が担当した範囲が分かれています。受注額と月額が入ることで案件の重さも伝わり、購入率のような他人の成果を借りずに済んでいます。

制作の知識そのものは、実績ではなく「活かせる経験・知識・スキル」の欄に置きます。書き方の要点は、知識の有無ではなく、その知識で何ができたかにそろえることです。「CMSの知識」ではなく「顧客が自分で更新できる仕組みの導入まで含めて要件を確定し、公開後の更新代行を月額契約にした(記入例)」と、行動と結果の形にします。

制作会社の社内語は、職務経歴書でどう置き換えるか

制作現場の略語と社内の言い回しは、初出で一般語に直し、略語を残すなら括弧で意味を添えます。書類を最初に読むのは制作会社の人とは限らず、事業会社の人事担当や、Webに詳しくない営業責任者が読む場面が必ずあります。工程名がそのまま社内語として使われる職種なので、置き換えが必要な語は多くなります。

Web制作会社の社内語と職務経歴書での書き方
社内語職務経歴書での書き方
ディレクション制作進行の管理(要件・日程・原稿と素材の回収・修正回数の管理)
ワイヤーフレーム(WF)画面構成案
サイトマップサイト全体のページ構成表
LP1ページで完結する広告用のページ(ランディングページ)
CMS顧客が自分で更新できる仕組み(コンテンツ管理システム)
コーディングHTML・CSSでの実装(制作担当の工程)
リプレイス・リニューアル既存サイトの作り替え
改修・追加開発公開後のページ追加・機能追加
保守・運用公開後の月額契約(更新代行・障害対応・改善提案)
検収発注者による納品物の確認と承認
工数・人日制作にかかる作業量。見積の内訳の単位
一次請け・二次請け発注元との位置(事業会社から直接受注か、広告会社・他社経由か)

WFからディレクションまで一気通貫で対応。CMS構築を含むリプレイス案件を年間38件クローズし、フロントの改修も巻き取りました(記入例)。

略語と社内の言い回しが並び、制作会社の外の読み手には担当した工程が伝わりません。「巻き取る」のような社内の動詞は、何をしたのかが文章に残らないまま終わります。

顧客の要望を聞き取って画面構成案(ワイヤーフレーム)を作り、工程別の作業量で見積を提示。契約後は公開日から逆算した工程表を引き、社内のデザイナー・エンジニアと外部パートナーへ発注して進行を管理しました。顧客が自分で更新できる仕組み(コンテンツ管理システム)の導入を含む既存サイトの作り替えを、年間38件受注しています(記入例)。

略語を一般語に直し、工程の順に並べたことで、業界外の読み手にも担当範囲が伝わります。略語は括弧で残してあるので、制作会社の読み手には従来どおり読めます。

社内KPIや社内の呼び名を一般語へ直す手順そのものは社内用語・社内KPIを翻訳する職務経歴書で扱っています。制作ツールやプログラミング言語の名前は、営業職の応募では並べすぎないほうが読みやすくなります。名前を挙げるより「エンジニアと要件の実現可否を詰められる」と、会話が成立する範囲で書くほうが、営業としての価値が伝わります。

入力フォームの5ブロックに、Web制作会社の営業の何を入れるか

「業務内容と実績・成果」の欄は【所属】【営業対象】【商材】【営業手法】【実績・成果】の5ブロックを1つの欄に続けて書く形なので、制作会社固有の情報をそれぞれに振り分けます。ハローワークインターネットサービスの「履歴書・職務経歴書の書き方」でも、職務経歴書は履歴書では書ききれない具体的なキャリアを伝える書類と位置づけられています。受託制作の営業でいう「具体的」とは、扱った商材の単価の幅と、自分が持っていた工程の範囲を先に書き、読み手が【実績・成果】の件数と金額を正しく読めるようにすることです。

  • 【所属】部署名と人数、ディレクション兼務の有無と兼務を始めた時期。「営業部(4名)。○○○○年○月からディレクションを兼務(記入例)」のように1行で書きます。
  • 【営業対象】顧客の業種・従業員規模と、話す相手の役割(経営者・広報・採用・情報システム)。二次請けが多い場合は、発注元と最終顧客を分けて書きます。
  • 【商材】サイトの種類(コーポレート・採用・EC・広告用ページ)、1件あたりの単価の帯、保守の月額の帯。単価の帯を書いておくと、実績欄の平均単価と中央値が読めるようになります。
  • 【営業手法】引き合いの出所(自社サイト・検索広告・紹介・既存顧客)、相見積もりの割合、制作体制(社内の職種構成と外部パートナーの使い方)。工程のどこからどこまでを持つかも、ここで1文にします。
  • 【実績・成果】商談→見積提出→受注→受注額→単価の内訳→保守の順に並べ、各行に分母と期間を添えます。進行管理の数字は営業の数字の後ろにまとめ、行を分けます。

「活かせる経験・知識・スキル」の欄には、要件のヒアリング、見積の作成と内訳の説明、工程表の作成と発注、公開後の改善提案といった、応募先で翌日から再現できる行動を1行ずつ入れます。制作物の名前ではなく行動を並べるのが要点です。数字がそもそも残っていない期間の扱いは数字で示せる実績がない場合に、履歴書の職歴欄との役割分担は履歴書と職務経歴書の違いにまとめています。

よくある質問

二次請けの案件ばかりで、最終顧客と直接話していません。実績としてどう書きますか?

発注元である広告会社や元請けの制作会社を「営業対象」として書き、最終顧客は業種と規模だけを添えます。二次請けは、要件が固まった状態で来るぶん、見積の精度と納期の遵守が評価の軸になります。「発注元3社からの継続発注 年間24件、指定納期どおりの納品 24件中23件(記入例)」のように、継続して任された件数と期日で書くと、直接商談の経験が少なくても再現性が伝わります。

1件30万〜80万円の小規模案件が中心で、金額が小さく見えてしまいます。

金額の大きさではなく、件数の回転と付帯率で書きます。小規模案件は同時進行の件数と、公開後に保守や追加制作へつなげた割合が力量の指標です。「年間受注38件のうち100万円未満14件、うち保守契約を付帯 10件(記入例)」のように、単価帯ごとの件数と付帯の結果を並べます。1件あたりの粗利や工数を管理していた場合は、金額の代わりに「1件あたり平均工数」を書く選択肢もあります。

制作会社から事業会社のWeb担当(インハウス)へ応募するとき、何を前に出しますか?

発注する側の視点で読める工程を前に出します。要件の整理、見積の妥当性の判断、制作会社への発注と工程管理は、インハウスの担当者がそのまま行う仕事です。「工程別の見積の内訳を読み解き、修正回数と追加費用の条件を契約前に確定させていた(記入例)」のように、発注者を守る立場で何をしていたかを書きます。受注額や達成率は残しつつ、比重は下げて構いません。

デザイナーやディレクターから営業に移りました。制作の経験はどこに書きますか?

職務経歴の中で期間を分け、制作担当の期間と営業担当の期間を別のブロックにします。制作期の実績は担当した工程と件数で書き、営業期は商談・受注・受注額で書きます。制作経験は「活かせる経験・知識・スキル」の欄で、実現可否の判断や工数感の見積といった営業の武器として1行にまとめると、経歴の一貫性が伝わります。

保守契約の解約が続いた年があります。書かないほうがよいですか?

期首・解約・期末の3つを並べて書きます。「期首45社・期中の解約3社・期末68社(記入例)」のように動きが見えれば、解約があっても純増していることが伝わります。純減した年は、解約の理由の分類(サイト閉鎖・内製化・他社移管)と、その後に変えた提案の中身を添えます。数字が残っていない場合の考え方は実績が数字にできないときの職務経歴書、問い合わせ対応が主体の営業の書き方は反響営業の職務経歴書にまとめています。

関与工程と平均単価が書けたら、あとは入力するだけです

ここまでの内容は、入力フォームの該当欄にそのまま書けます。登録なしで、PDFまで作れます。

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記事内の数値について 売上・件数・達成率・順位などの数値はすべて記入例です。当社サービスの実績や、特定の個人の経歴ではありません。

制作方法 構成と下書きに生成AIを使い、当社の担当者が数値の検算、入力フォームの欄名・並びとの整合、参照情報との照合を行っています。詳しくは編集方針に記載しています。

更新 公開 /最終更新 。記入例・表・結論を変えたときだけ最終更新日を上げています。募集要項に指定がある場合は、そちらが優先されます。

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